2016年8月28日 (日)

雌阿寒岳とその他 北海道その3

■雌阿寒岳

北海道3つ目の山は雌阿寒岳。

雌阿寒岳は標高1,499mの活火山で、北海道東部にあります。



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雌阿寒温泉にある登山口にやってきました。

これから登る山の姿は見えません。



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エゾアカマツの林の中を進んでいきます。

火山活動が活発なので有毒ガスに注意という看板。

2015年11月に噴火警戒レベルが1に引き下げられたそうです。



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3合目あたりからハイマツに変わりました。

上の方は天気がアヤシイ。

下りてくる人はみんなレインウェアを着ていました。



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ハイマツの間を抜け、少し開けた所で、周囲を見渡すことができました。

下の天気は良いんですよね。

左の雲に太陽の光が当たって、虹が出ていました。



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5合目です。

岩とハイマツが続きます。

ハイマツの中を身をかがめて通り抜けるのは、案外大変でした。



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雲の下に見えてきたオンネトー湖。

雌阿寒岳の西側にある湖です。

あっちから登るコースもあります。



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見渡す景色は広大です。

北側に位置するフップシ岳がチラッと見えています。



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6合目を過ぎました。

注意書きが怖いです。

ここから先は火口から500m圏内。

噴火警戒レベルが上がったら立入ができなくなるエリアです。



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7合目

ハイマツが終わり、ここからは岩と砂利の道になります。



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8合目

一気に視界が悪くなりました。

もう、嫌な予感しかしません。



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メアカンフスマ

道東にしかない花だそうで、この山の名前がついています。

貴重なものを見ることができました。



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ヒオドシチョウらしき蝶

こんな高いところにいるんですね。

まぁ、花は確かにありますけど。



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9合目

ついに雨が降り始め、雨装備にチェンジします。

一眼レフはザックの中へ。

ザックはレインカバーをかけ、レインウェアを装着。



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どうにか頂上に到着。

他の人のブログで見たのと何か違うと思ったら土台がない。

写真だと分かりませんが、風で横殴りの雨でした。

今回初投入した防水カメラを使って撮影。

急いで下山を開始しました。



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8合目もこのとおり。

レインウェアを脱いだのは6合目と5合目の間くらいでした。

山頂から約1時間半で下山完了しました。



■オンネトー

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下山後、車でオンネトーに行きました。

もっと神秘的なはずだったんですけどね。

山は見えないし、風で湖面も波立って、残念な感じでした。

「場所を変えてみよう」と提案して移動することに。



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ここなら良いかもしれない。

沖の方は波立っていますが、手前は穏かです。

水の透明感がハンパないです。



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水鏡に空と雲を映してみました。

この時はこれが限界。

気象条件や時間帯によって様々な表情があるようです。



【その他の観光など】

5泊6日の北海道の旅、山がメインとはいえ、それなりに観光もしました。

せっかくなので、ざっと載せていきたいと思います。



■旭山動物園

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先行到着組のみ、待ち時間に行きました。

滞在時間は2時間ちょっとで、駆け足で回りました。



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正門を入ってすぐのフラミンゴさんたち



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シロテテナガザルさん

手が白いのが特徴で、体毛は黒い固体もいます。



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ホッキョクグマさん

ここは混んでいて、時間の都合で中には入りませんでした。



一応一通り回って写真もたくさん撮りましたが、これくらいにします。

駆け足でしたが、楽しめました。

実際に見に行ってくださいね。



■旭岳温泉

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早朝、1人で部屋を抜け出して撮影した旭岳です。

太陽がちょうど山の向こう側にあって、これから出てくるところでした。



■富良野チーズ工房

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スイーツの豊富な富良野でチーズ作りの工程を見学しました。



■ふらのワインハウス

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夕食で利用しました。



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暮れていく十勝岳連峰を見ながらの夕食です。



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ミニチーズフォンデュと、運転があるので、ぶどうジュースをいただきました。

他の人はワインですが。



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サーロイン

根性のあるお肉でした(笑)



■多田農園(プチペンション田舎倶楽部)

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泊まれる農園です。

美味しい野菜がたっぷり。

ワインも始めたそうです。



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朝食は全部この農園でとれた野菜でした。



■フラノデリス

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北海道スイーツの代表といっても過言ではないであろうお店。

ソフトクリームをいただきました。

店頭でドゥーブルフロマージュとふらの牛乳プリンを自宅に配送。

とてつもなく美味しかったです。



■ふらのバーガー

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待ち時間がハンパないです。

早めのランチのつもりが、そこから入店まで1時間半待ち。

入店してからさらに30分待ち。

行くならこの待ち時間を覚悟しなければなりません。



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ハンバーガーはボリューム満点です。



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すぐ隣のヒマワリ畑でウソという鳥を見つけました。

種を食べに来ているようです。



■鳥沼公園

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ふらのバーガーのすぐ隣にある公園です。

沼が水鏡になって、木々がとても綺麗に映ります。



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水の透明度が高く、底に緑色の藻がたくさんあるのが見えます。

時間によっては、もっと綺麗な写真が撮れそうな場所でした。



■阿寒湖温泉

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エゾシカの肉をいただきました。

油が少なく、食べやすい肉でした。



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バターをひいて、焼いて食べます。(生食は絶対NGです)

焼きすぎると硬くなるそうですが、加熱不足は食中毒になるので注意が必要です。

生肉を取る箸も別に用意した方が良いでしょう。



■花畑牧場

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帰りの飛行機が午後だったので、午前中に立ち寄りました。

製造工程の見学、買物と、動物とのふれあいができます。



こんな感じで、あちこち回ってきました。

これで北海道編は終わりです。

ものすごく充実した5泊6日の旅でした。

2016年8月24日 (水)

十勝岳 北海道その2

十勝岳は標高2,077mの活火山で、十勝岳連峰の主峰です。

前回の旭岳からも見えていた十勝岳に登りました。



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これは上富良野から見た十勝岳連峰です。

その真ん中辺りで噴煙を上げているのが十勝岳です。



標高930mの望岳台というところから登り始める予定で車を走らせました。

勢い余って標高1,010mの白銀荘前キャンプ場まで行ってしまいました。

まぁ、ちょっと標高が稼げたということで、ここからスタートです。



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登山道の入口です。

ここから十勝岳と三段山に行く2つの登山道があります。

三段山経由で十勝岳に行くルートが地図に載ってますが、今は通行止めだそうです。

とりあえず、熊が出そうな森の中を、鈴を鳴らしながら進んでいきます。



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少し進んだところに観測所がありました。

こういう体制が整っているところが活火山ですね。

このすぐ横に「十勝岳爆発記念碑」が立っています。



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川がありました。

コレを渡らなくてはならないのですが、橋はありません。

なんとか跨いで越えられるくらいの幅でしたが、岩がゴロゴロで足場が安定しません。

遠くに見えているのが十勝岳です。

山頂付近に見られるのは雲じゃなくて噴煙でした。



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望岳台からのコースに合流し、ようやく十勝岳の正面までやって来ました。

ここまでほとんど標高差なし。

これkらようやく上りになります。



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標高が1,300mを超え、避難小屋に到着しました。

ずっと日向を歩いてきたので、ようやく日陰で休憩できます。



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監視カメラにGPS、ここもすごい観測体制でした。

いかに活発な火山なのかがをうかがい知ることができます。



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標高1,380m地点。

この辺りから急登で、一気に標高を上げていきます。



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ミヤマキンバイでしょうか。

登山道の脇に小さい花を見つけました。



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急斜面をもう少しで登りきろうかという所。

さっきまでと違い、黒い軽石状の溶岩がたくさんあります。



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急坂を登りきった標高1,720m地点にある噴火口。

擂鉢火口と言うらしいです。

ここからは噴煙は出ていません。

周囲は雲に覆われて、隣の美瑛岳も見えなくなってしまいました。



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噴火口に挟まれた道を進んでいきます。

左が擂鉢火口です。

この辺りは噴火口だらけのようです。

傾斜はゆるく、歩くのは楽です。

ただし、火山性ガスの臭いはちょっときつかったです。



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手前が擂鉢火口で、その向こうが鋸岳。

鋸岳の手前にも火口があるようです。



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ようやく山頂が見えてきました。

ここから右上に登って、そこから山頂に向かうルートです。

ちらっと雪が見えています。



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道の左に寄ってみたら、おーすごい!

雪が川のようになっていました。



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振り返ってもず~っと続いていました。

ホントに川みたいです。



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標高は1,900mを超え、山頂まであと少し。

下からは急な上りに見えましたが、そんなにきつくはなかったです。



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登り始めてから約3時間半、ようやく山頂に到着しました。

山頂はそんなに広くはないです。



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雲に包まれた山頂から唯一見えた風景です。

この方向だけ雲の間から山々を見ることができました。

さすがに山頂まで来ると涼しくて、長居すると身体が冷えてしまいます。

早々に下山することにしました。



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上から見下ろした雪の川。

その左に登山道が見えています。



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下山しながら見渡すと、あることに気がつきました。

下の方の左右には木があるのに、正面方向は木がありません。

噴火のときに、ここを「何か」が流れて行ったのでしょう。



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避難小屋の手前あたりで振り返ると、ものすごい噴煙が上がっていました。

大丈夫なのかな?大丈夫なんだろうな。

たぶん平常運転。



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避難小屋を過ぎて分岐を白銀荘の方向に進み、川を渡りました。

なんか山頂の方、晴れてきてない?



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約2時間で下山完了。

こちらが白銀荘です。

昼食を食べる場所を快く提供してくださいました。

お風呂もありますよ。



ここからオマケです。

たいしたものがないのですが。。。



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この日の夜に泊まった宿で星を眺めました。

田園地帯にある宿で、周囲にあまり灯りはありません。

ただし、月がちょっと明るくて、条件が良いとは言えません。



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この日はペルセウス座流星群の極大日でした。

天の川とともに流星を撮影することに成功しました。

よく見ると2つ流れてます。



こうしてまた1日が終わりました。



続きます。

2016年8月22日 (月)

大雪山 旭岳

大雪山とは、北海道中央部にそびえる火山群の名称である。
(Wikipediaより)

その主峰である旭岳は標高2,291mの活火山。

北海道でいちばん高い山です。




お盆の休みを利用して北海道の山に遠征しました。



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麓の旭岳温泉に泊まって翌朝、山頂に向けて出発しました。

天気は晴れ。

現在の標高はおよそ1,000m

8月だというのに、半袖では少し涼しく感じる気温でした。



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まずはロープウェイで姿見駅まで上ります。

さっそく山頂に雲がかかってしまいました。



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姿見駅から姿見の池を目指します。

さっそく山腹から噴気が活発に上がっているのが見えました。



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登山道沿いはミヤマアキノキリンソウの群生が見られました。

ところどころ混じる白いのは綿毛に姿を変えたチングルマです。



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こちらがチングルマの綿毛。

もう少し時期が早ければ、白い花の群生が見られたのでしょう。



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姿見の池に到着。

ここまでは険しいところもなく、軽装でも来ることができます。



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姿見と言うからには、こうして旭岳を水鏡に映して見るのでしょう。

それにしてもすごい噴気で、火山性ガスは大丈夫なのか心配になります。



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少し登った所から振り返ると、空の色を映した姿見の池が青く輝いていました。

その畔に避難小屋と、はるか遠くに姿見駅が見えています。



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進行方向から右を向けばトムラウシ山、その右奥に十勝岳連峰が続きます。

こういう雄大さは北海道ならではでしょうね。



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たくさんの噴気孔がある横を通り過ぎます。(実際にはそれなりに距離があります)

硫黄臭がしてきました。

長時間吸い込むのはちょっとキツイかもしれません。



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7合目です。

もうちょっとで2,000mに達します。

視界が悪いのは雲なのか火山ガスのせいなのか。



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8合目です。

2,000mを超えました。

上空は雲に覆われています。

山の天気は変わりやすいのです。



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9合目まで来ました。

地面が赤茶色になり、傾斜もかなりキツイです。



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金庫岩と呼ばれる四角い岩が見えたら、もう山頂は目前です。



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登り始めてから2時間ほどで山頂に到着。

ちょっと晴れてきました。

山頂は人がいっぱいでした。



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登頂の記念撮影をしたり、他の登山者の写真を撮ってあげたりしているうちにこうです。

どんどん曇ってきて、何も見えなくなってしまいました。

まだ周囲の山並みとか撮ってなかったのに。。。


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山頂には一等三角点があり、その説明が書かれています。

三角点の名前は山の名前とは限らないんですね。

平成20年5月標高改定と書かれています。



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こんなところに標高改定のあとが残っていました。

浮き彫りの数値のゼロの上から白ペイントで「一」と書かれています。



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山頂で30分ほど待機して、たまに視界が開けてもこの程度。

これ以上の天候回復は見込めなさそうだったので、下山にかかりました。



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雲の下に潜り込むように下りていきます。

傾斜がきつく、砂利が多いので、下りの人があちこちでスリップしていました。

どうりで登ってる時、下ってくる人がみんなゆっくりだったわけだ。



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姿見の池まで下ってきました。

上空では山岳パトロールのヘリが山頂付近の天候急変を呼びかけていました。



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おや?避難小屋の近くに何か居ました。

キタキツネ!



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素早く丘を駆け上がって行きました。

望遠持ってきて良かった。

ばっちりその姿を撮ることができました。

一眼レフの標準レンズやスマホのカメラじゃ無理だもんね。



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姿見駅に戻る途中、登山道の脇にイワブクロが咲いているのを見つけました。

この後、姿見駅に戻って少し遅い昼食をとり、ロープウェイで山を下りました。



ここからはオマケです。



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夕方、美瑛にある「新栄の丘」にやってきました。

夕日を見る名所だそうです。

ずっと続く畑がいかにも北海道です。



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後方には十勝岳連峰。

次はあの噴気が立ち上る十勝岳に登ります。



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田園地帯を見渡丘の上に立ち、日没を待ちます。

それにしても、何もかもが雄大です。



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そして迎えた日没。

田園地帯の風景があまりにもしっくり来ます。

いいところだなぁ~としみじみ思いました。



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空のグラデーションを撮るために広角撮影。



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完全に日が沈むと大地は色を失い、空だけが色付いて見えます。

こうしてこの日は幕を閉じました。



次に続きます。

2016年8月 8日 (月)

憧れの槍ヶ岳 その4

■朝
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午前4時

色付き始めた空に、槍ヶ岳山頂のシルエット。

そこに点々と、山頂を目指す人々のヘッドランプが光ります。

山頂でご来光を見ようということでしょう。

自分たちは山荘前の崖の岩で、日の出を待ちます。



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雲海の彼方の空が染まっていきます。

気温はおそらく1桁。

とても寒いです。



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日の出を待つ様子

自分も崖の岩の上でカメラを構えています。



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そしてついにご来光



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明るく、暖かく、そこにある全てを照らしていきます。



■尾根歩き

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朝6時過ぎ、朝食と準備を済ませて出発です。

来たのとは別ルートをとるため、山荘の前を通り抜け、南に進みます。

天気予報はあまり良くありませんでした。



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西側に昨日まで見えなかった笠ヶ岳が見えていました。

周りは雲海。

はるか上空にも雲があります。



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最初のポイント、大喰岳(おおばみだけ)

山荘から槍ヶ岳山頂とは反対方向に見えていた山です。

一度下って、また登る感じ。

今日のルートは、しばらくこんな感じになります。

右側に黒っぽく写っているのは乗鞍岳です。



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ここは飛騨乗越(ひだのっこし)

遠くに槍ヶ岳の山頂部分が見えています。

槍ヶ岳から下りて大喰岳に登る間の部分です。

分岐になっていて下りる道がありますが、そのまま大喰岳を通って南岳を目指します。



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登ってくる時に下から見上げていた雪が、いま目の前にあります。

下の方に殺生ヒュッテ、その右上にヒュッテ大槍が見えています。



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大喰岳山頂に到着

標高3,101mの山で、日本で10番目に高い山です。

山頂部はかなり広いです。

Top10なのに、なんとなく地味でしたね。



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大喰岳から見た槍ヶ岳

肩の部分に槍ヶ岳山荘も見えています。

初めて全体像を見た気がします。

なんてすごい山なんでしょう。

山頂の形状もすごいですが、山荘までのこの傾斜を登ったのかと思うと驚きです。

写真の右下から山荘までの登山道、分かりますかね。



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これから進んでいく方向には、3,000m級の山が連なっています。

はるか向こうに見える穂高連峰は、もう1つの憧れです。



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岩稜帯を経て中岳へ、尾根の道が続いています。

標高3,000mの尾根を歩くのは、とても気持ちが良いものです。



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中岳の山頂直前に現れた2段のハシゴ

槍ヶ岳に比べたら、これくらいは楽勝です。

なんかもう、すんなり受け入れてしまう(笑)



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中岳の山頂

標高3,084m、日本で12番目に高い山です。

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遠くに大喰岳と槍ヶ岳が見えています。



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中岳を降りてきました。

岩だらけです。

よく崩れないもんだなと感心してしまいました。



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また登り返したところで振り向くと、左から中岳、大喰岳、槍ヶ岳。

ず~っと歩いてきました。



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東側の眺め

東鎌尾根からの表銀座縦走ルートが見渡せます。



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矢印が斜め上に向いています。

これをよじ登るルートなんですね。



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左に行くと天狗原方面、右が南岳方面です。

後から天狗原に下りますが、まず南岳まで行きます。



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右上が南岳、その向こうに穂高岳なんですが・・・。

なんだか雲がたくさん湧いてきました。

天気大丈夫かな。

せめて穂高だけは見たかったのです。



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南岳の山頂

標高3,032m、日本で17番目に高い山です。



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南岳の山頂から見た穂高です。

雲が増えて、前穂高岳は隠れてしまいました。

でも、どことなく神秘的です。

穂高の手前にある南岳山荘まで行きます。



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南岳を下りて、南岳山荘に到着

小休止させていただきました。

この先、北穂高岳との間には難所があります。

見るだけでも見たかったのですが、雲で見えなくなってしまいました。

ここから再び南岳に戻ります。



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南岳に戻った頃には曇に囲まれ、何も見えなくなっていました。

まぁ、これから下りるわけで、空中散歩の間だけでも晴れてくれていたことに感謝です。

なんとか穂高も見られましたし。



■下山

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天狗原へ下りる分岐点まで戻ってきました。

ここから先の横尾尾根は、見るからに急な下りになります。

そして、次の目標は天狗原にある天狗池。

気が付かなかったけど、実はここから見えていました。

雪があるところの左がそうです。

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さっそく鎖です。

ちょっと進むだけで、どんどん高度が下がります。

あまりの高低差に、笑うしかありませんでした。

これを逆に登るのはキツそうでイヤですね。



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ハシゴも登場。

なかなかの高度感です。

でも、もう慣れっこ。

迷うことなく下ります。



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ごろごろした岩の上を渡っていきます。

ときどき「ゴトッ」と動く岩があってドキッとします。

とにかくペイントを見逃さないように進みます。



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横尾尾根のコルから、屏風岩(左)と屏風のコルが見えました。

コルというのは尾根の鞍部または峠のことです。

この写真だと真ん中の尾根が低くなっている部分です。

涸沢に行くには屏風岩の下の谷を登るか、屏風のコルを越えるかです。

よ~く見ると、その2つの登山道も写っています。



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道は横尾尾根のコルから左に外れて、雪渓に下りてきました。

この雪の上を進みます。

カキ氷のようなサクサクした感触でした。



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さらに進んで、天狗池が見えました。

晴れていれば槍ヶ岳も見えるはずなんですが、この雲ではなんともなりません。

とりあえず、ここで少し長めに休憩をとりました。



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天狗池を出発して少し樹林を抜け、石がゴロゴロした水のない沢跡のようなところを抜け、

天狗原分岐まで来ました。

ここからはもと来たのと同じ道を、上高地方面に戻っていきます。

この頃から雨がぱらつき始め、少し進んだところでカメラをザックにしまいました。



1日目に宿泊した槍沢ロッヂで昼食をとり、さらに歩いて横尾⇒徳沢と進みました。



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上高地まで一気に行くことも可能でしたが、日程に余裕があるので徳沢ロッヂに宿泊。

ここまで来たら風呂に入れるし、普通に石鹸も使えます。

コンセントもあるので携帯の充電もできます。



■最終日

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ずっと雨です。

しっとりとした林は、徳沢ロッヂの部屋の窓から撮影したものです。

上高地まであと6.4km

久々にゆっくりした朝でした。



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ロッヂの前で、仲間が淹れてくれたコーヒーをいただきました。

支度をして8時20分ごろに出発。

雨でしたが撮影を決行。

カメラもレンズも防滴なので、タオルで拭きながら撮影しました。



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梓川沿いの道から明神岳を撮影。

晴れているときに撮ってもなんでもない風景だったけど、雲がかかると、なんかいい感じ。

気付いたら撮影枚数が800枚を越えていました。

復路で見所も少ないので、あとは植物を撮って帰りました。




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行きでも撮ったソバナ。

雨に濡れて、ちょっといい感じでした。

これは撮っておかなくては。



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ウツボクサ

ちょっと小ぶりでした。

こういうのを見つけては撮影しているので、なかなか先に進みません(笑)



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クサボタン

花びらがロールして開くのが面白い。



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センジュガンビ

行きに撮ったのが失敗だったのでリベンジ



雨が本降りになり、明神に到着したところでカメラをザックにしまいました。

昼前には上高地に到着し、昼食をとって帰りのバスに乗りました。



こうして充実の4日間は終了しました。

やはり北アルプスは険しい。

けど、それを乗り越えてでも見る価値のある絶景と、すばらしい自然がありました。

またいつか行くんだろうな。

 

2016年8月 7日 (日)

憧れの槍ヶ岳 その3

槍ヶ岳の肩にある槍ヶ岳山荘に到着。

宿泊の手続きを済ませ、重い荷物を置きました。



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槍ヶ岳山荘前から、山頂を望みます。

屋根の上では、山荘スタッフが布団干しの真っ最中でした。

ご苦労様です。

急な登りでかなり疲れていましたが、山頂に行かなくてはなりません。

ちょっと雲が多くなってきたので、急ぐことにしました。

ここからヘルメット装着です。



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目指す山頂は、見上げるずっと先にあります。

上りと下りのルートが分かれているので、ペイントの矢印に従います。

写真に写っている鎖は下り用です。



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岩の凹凸に手足をかけてよじ登ります。

垂直に近い感じがするけど、傾斜ついてるんですよね。

上のほうにハシゴが見えてます。



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ハシゴの下から見上げています。

まだ先は長いです。



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短いハシゴ。

下りルートと隣接してます。

このハシゴの上に棒が3本ほど打ち込んであって、それに掴まって登ります。



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頂上が近づいてきました。

最後のハシゴが上の方に見えています。

あともう少し。



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最後の長いハシゴです。

左が上り用、右が下り用。

これを登ったら、いよいよ山頂です。



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大変だったけど、登りきりました!

槍ヶ岳山荘が下に見えます。

ずいぶんと雲が出てきてしまいました。



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山頂から東鎌尾根を望みます。

中央の尾根上にヒュッテ大槍、その右下に殺生ヒュッテが見えます。

尾根の右側、ずっと奥まで続く谷を登って、ここまでやって来ました。



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雲間から見えるのは硫黄尾根。

その先の山は残念ながら見えませんでした。



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大天井岳(おてんしょうだけ)方面

いわゆる表銀座というやつですね。

あちらの尾根から見る槍ヶ岳も素晴らしいことでしょう。



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山頂に立つ祠です。

記念撮影は順番に行います。

狭い山頂なので、すぐ横が断崖(笑)



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山頂を満喫したので、そろそろ下りにかかります。

下を覗きこみながら撮影。

カメラはフルサイズの一眼レフですが、よりいっそう重みを感じます。

最初のハシゴを下り始めるところが一番怖いですね。

槍ヶ岳山荘まで登ってきた登山道のジグザグが見えてます。



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こうして見下ろすと、垂直ではないことがよく分かります。

でも鎖を頼らないと下れないほど、急なところが続きます。



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見上げると、やっぱり急ですね(笑)

上りも下りも大変です。



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無事に下りてきました。

すっかり真っ白になってしまって、タイミング的にはギリギリでした。

まだ続々と登りに行く人がやってきます。



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振り向くと、たくさんの人が上り下りの最中でした。

あの狭い山頂に、1日に何人が上るんだろう?

そんな疑問が湧いてきます。



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槍の裏の方に下りてきました。

左側に突き出ているのが「小槍」です。

アルプス一万尺の歌に出てくる、上でアルペン踊りを踊るという、

あの小槍です。

あんな所で踊れるか(笑)



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下はこんな断崖が続いてますよ。

ホント、すごい地形です。



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北鎌尾根が見えました。

槍ヶ岳からは四方に尾根が延びていて、次の山に続いています。

尾根歩きは爽快ですよ。



槍ヶ岳山荘の周辺は高山植物がたくさんあったので、撮影しながら戻りました。



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ミヤマキンバイ

似たようなのが多くて、調べるのも一苦労です。



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ミヤマダイコンソウ

もう分からなくなってきますね(笑)



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ハクサンイチゲ

これも似たようなのが多いです。



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イワツメクサ

シュッとした感じの白い小さな花です。



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イワギキョウ

岩に張り付くように咲いていました。

蕾も多く、まだこれからたくさん咲きそうでした。



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ミヤマオダマキ

下を向いているので、体勢を低くして撮るのに苦労しました。



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イワベンケイ

これもよく見かけますね。

ブロッコリーじゃないですよ。



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タカネヤハズハハコ

別名タカネウスユキソウというそうです。



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アオツノツガザクラ

とても小さいつぼ型の花です。



花の百名山の1つだけあって、たくさんありますね。

全部は載せきれませんでした。



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槍ヶ岳山荘と槍ヶ岳山頂部

この日、この雲が晴れることなく、1日が終わりました。



次回に続きます。

«憧れの槍ヶ岳 その2

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